セゾンカードデジタルフォービコーズのCO2排出量チェック

2022年6月2日、クレディセゾンはデータ分析会社 DATAFLUCT（データフラクト）と提携して「SAISON CARD for becoz」を発行を開始しました。

株式会社 DATAFLUCT（データフラクト）が提供するデータサイエンスが先にあって、それを知ったクレディセゾンがカードを開発するに至ったという経緯です。

カード利用からCO2排出量を可視化するしくみ

以下ビジネスインサイダーの記事を元に解釈し、見解を書いていきたいと思います。

SAISON CARD Digital for becoz（セゾンカードデジタルフォービコーズ）が、DATAFLUCT（データフラクト）が提供する「becoz wallet」（ビコーズウォレット）に自動連携されています。

カード利用された決済データから「becoz wallet」（ビコーズウォレット）は利用された業種の平均的なCO2排出量を１決済当たりで割り出すという。

業種別CO2排出量の平均値を算出

業種別にCO2排出量を算出しているのは DATAFLUCT（データフラクト）ではなく、スウェーデンのフィンテック企業Doconomy（ドコノミー）社が提供しているアルゴリズム「Åland index」（オーランド・インデックス）を採用している。

料金を支払えばCO2をオフセット？

ユニークなポイントはカード会員が料金を支払うことでCO”をオフセットできるというもの。

この機能はまだ設定されていないようですが、支払った場合のお金は環境団体に寄付されるということ。
そして、オフセットされた分のCO2は、政府が認証する「Jクレジット制度」を通じて森林保全団体や環境事業団に寄付されるとのこと。

【管理人】・・だそうです。
実際に有効利用、つまり環境保全やカーボンニュートラルに向かうためには、業種の平均CO2排出量だけでは足りず、「becoz wallet」（ビコーズウォレット）による購入前に商品やサービスごとのCO2排出量と購入後の将来排出量が瞬時に可視化されなければならないと考えますが、皆さんはどう思われますか？

※希望する方にはプラスチックカード発行も可能

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