
韓国は日本と時差がなく、同一時間。2時間で行くことができ、とても便利な旅先です。日本からの旅行者は年間230万人を超えます。
2016年の統計では韓国のキャッシュレス比率は96.4%!世界第一位です。(野村総合研究所調べ)
ちなみに日本は19.8%で世界第11位。
アメリカと違って飲食料金にはサービス料が含まれているので、チップを用意する必要もありません。キャッシュレス化は自動的に進むしくみになっています。
キャッシュレス率NO.1!韓国のクレジットカード事情
旅行者は現金も必要
デパートなどとは違い、市場や屋台では現金のみ扱うというお店も少なくありません。一部の商店ではクレジットカード払いだと10%などの手数料を上乗せするという店もあります。手数料を上乗せする行為は違法ですが、なくなってはいないそうです。「カードではなく現金だと割引するよ!」と言ってくるところもあります。(これは合法)
(年商2400万ウォン=約240万円以下の店舗ではクレジットカードの導入義務はありません。)
なので韓国に滞在するなら両替が必要です。両替はソウル市内なら、明洞がおすすめ。公認の両替所はあちこちにあり、レートが良いうえ手数料もかかりません。
大通りの店よりも、ちょっと外れたところにある店の方がレートがよかったりします。
「TAX FREE KOREA」の表示があるタックスフリーコリア社(約1000店舗を有する)で買い物をした場合に限り、外国人旅行客は付加価値税が免除される。
三井住友カード韓国トラベルプリペイドが終了
残高払戻期間は2019年2月1日(金)~7月31日(水)
残高を払戻しする方法
電話にて申し出。「韓国トラベルプリペイドカード残高払戻し申請書」が送付されます。
申請書に必要事項を記入、お手元のカードを貼付したうえで、同封の封筒にて返送。
返送から1~2週間を目安に、指定の口座へ振込み。振込手数料は三井住友カード(株)負担。
韓国のクレジットカード
法律でクレジットカード決済を義務付け
年商2400万ウォン(約240万円)以上の店舗はクレジットカード決済が義務付けられています。
市場や一部の屋台以外、飲食店やタクシー、デパートやスーパー、コンビニ、個人経営の食堂や服屋、ガソリンスタンドまで多くの場面でクレジットカードが利用できます。
韓国のクレジットカード
クレジットカードは「신용카드(信用カード)」「シニョンカドゥ」と発音。
またはそのまま「クレジットカード(크레디트카드 クレディトゥカドゥ)」とも表現します。
韓国で発行されている代表的なクレジットカード。やはり有名企業が発行していますね。
ロッテカード 롯데카드 | https://www.lottecard.co.kr |
BCカード BC카드 | https://www.bccard.com |
ヒョンデカード (現代カード)현대카드 | https://www.hyundaicard.com |
サムソンカード 삼성카드 | https://www.samsungcard.com |
ハナカード KEB하나카드 | http://www.hanacard.co.kr |
KBクンミンカード (KB国民カード)KB국민카드 | https://card.kbcard.com |
ウリカード 우리카드 | https://sccd.wooribank.com |
シンハンカード 신한카드 | https://www.shinhancard.com |
韓国で使えるクレジットブランドはAMERICAN EXPRESS、Mastercard、このふたつが主流です。
VISA、そしてアメリカンエキスプレスと提携しているJCBと日本と同じすべてのブランドが利用可能です。また中国の代表的カード銀聯カードも使えます。
ICチップ非搭載のクレジットカードは使えなくなりつつある
お店のクレジットカード決済端末機はICチップ非対応のカードは処理できないようになりつつあります。
韓国に行く際にはセキュリティ面で安心でもあるICチップ搭載のクレジットカードを持っていきましょう。
【IC機能搭載カード】ICカードは高機能のICチップに膨大な情報を記憶させ、その情報をICカード・IC対応端末機・カード会社で相互に認証します。ICカードは偽造・変造・改ざんすることが困難で、セキュリティ上優れています。
磁気テープに情報を記憶させるクレジットカードは、情報量が少ないため、スキミングされやすいと言われています。
いまは磁気テープとICチップがともに併存する過渡期です。多くのクレジットカードが表側にICチップ、裏側に磁気テープというふうに両方備えていますね。
将来的にはICチップ搭載のクレジットカードだけになっていくと考えられます。


