2023年のクレジットカード発行枚数
割賦販売法に基づく経済産業大臣の指定信用情報機関である(株)シー・アイ・シー(CIC)の保有するクレジット利用に関する統計データにより集計されたデータによると、2023年末270社で契約されたクレジットカード件数はおよそ2億7,973万件で、前年度比3.2%プラスとなっています。(下図)
また、日本社団法人日本クレジット協会によると。2023年3月末時点のクレジットカード痔発行総数は3億860万枚。
その内家族カードが2,415万枚。法人カードが1,201万枚となっています。(下図)
2022年のクレジットカード発行枚数
前年比 1.9%の増加となった。成人人口※比では、1 人当たり 2.9 枚保有していることとな
る。 ※総務省統計局「人口推計」2022 年 3 月 1 日時点の 20 歳以上の総人口:1 億 489 万人
この内、家族カードは2,378万枚。(前年度2,355万枚)法人カードは1,145万枚。(前年度1,091万枚)
クレジットカード番号盗用被害
今回着目したのはカード番号の盗用による被害。
カード偽造による被害額は番号盗用よりも少なく、近年減少傾向。
被害のピークは2017年で31.7億円(国内12.8億円 海外18.9億円)
2022年は1.4億円(国内6千万円 海外8千万円)
カード番号盗用による被害額は2021年がおそらくピークで311.7億円(国内235.2億円 海外76.5億円)
2022年は291.3億円(国内220.7億円 海外70.6億円)
このクレジットカード番号盗用による被害を抑えていくために各カード発行会社がナンバーレス化を推進し、利用環境下でのセキュリティ強化に努めていることは評価したい。
スマホ決済であったり、カードをかざして済ませる支払いなどが広まり、被害が減少していくことを願っている。
2021年のクレジットカード発行枚数
日本クレジット協会JCA 「クレジットカード発行枚数調査」より
成人人口※比では、1 人当たり 2.8 枚保有していることとなる。
この内家族カードは2,355万枚で前年比2.8%増。法人カードは1,091万枚で前年比5.2%増。
※総務省統計局「人口推計」
2021 年 3 月 1 日現在の 20 歳以上の総人口は1億493万人
(一般社団法人日本クレジット協会)
2021年のクレジットカード発行枚数は前の年から微増(+0.8%)したということです。
さて、今回はこの中でいったいどれくらいの年数同じカードを使い続けているのか?疑問に思ったのでその統計表を取り上げてみたいと思います。
入会経過年数別契約数
2020年12月末時点で3年未満という比較的短い期間のカード保有者がおよそ6,133万人で全体の23.1%
3年以上5年未満保有の方は約3,596万人。13.5%
5年以上10年未満保有の方は約6,043万人。22.7%
10年以上保有しているという方が約1億805万人と最も多く全体の40.7%を占めています。
10年以上使い続けている、つまり気に入って更新し続けているクレジットカードと、予備的なカードが存在するという方、あるいは保有する複数枚を更新し続けている方、その他さまざまなパターンが考えられますね。あなたはどんな感じでしょうか?
2020年のクレジットカード発行枚数
デジタル発行のみの発行数も含まれます。
2020年の契約数・解約数の動向
成人人口※比では、1 人当たり 2.8 枚保有していることとなる。
※総務省統計局「人口推計」2020年3月1日現在の20 歳以上の総人口 1億505万人
このうち、「家族カード」が2,290万枚(前年比+8.4%)、「法人カード」は1,037万枚(前年比+3.5%)だった。
(新規入会と更新カード発行の合計枚数と解釈しています。)
クレジットカード解約数が毎年ほぼ一定の割合で発生しているのも注目したいところです。
都道府県別クレジットカード契約数
一般社団法人日本クレジット協会(JCA)は信販系・流通系・銀行系のクレジットカード発行会社を組織した団体です。ここが公開するクレジットカード年間発行総数は実態に限りなく近いものと考えています。
なお、日本クレジットカード協会(Japan Credit Card Association)JCCAは銀行系クレジットカード会社によって設立された協会で、JCAとは別の組織です。
2019年のクレジットカード発行枚数
成人人口※比では、1人当たり 2.7枚保有していることとなる。
※総務省統計局「人口推計」平成31年 3月1日現在の20歳以上の総人口 1億504万人
このうち、「家族カード」が2,165万枚(前年比+5.8%)、「法人カード」は1002万枚(同±0%)だった。
(新規入会と更新カード発行の合計枚数と解釈しています。)
2018年のクレジットカード発行枚数
前年比 2.3%の増加となった。
成人人口比(20歳以上の人口は1億500万人として)では、1人当たり 2.7枚保有していることとなる。
平成30年 11月 30日 日本クレジットカード協会公表
このうち、「家族カード」が1,997万枚(前年比+5.5%)、「法人カード」は1002万枚(同+8.6%)だった。
(新規入会と更新カード発行の合計枚数と解釈しています。)
入会申込件数と審査通過して契約に至った数
【期間】平成29年 1月 ~ 12月(2017年)
【対象社数】285社
【入会申込件数】3,066万件
【契約件数】2,328万件(738万人が審査落ちしたことになります。)
【解約件数】1,669万件(入会申込者数の54%に匹敵する)
2017年のクレジットカード発行枚数
日本クレジット協会は11月30日、毎年実施している「クレジットカード発行枚数調査」の結果を発表(調査回答社数260社)した。それによると、2017年3月末のクレジットカード発行枚数は、前年比2.3%増の2億7,201万枚となった。
2017年3月末のクレジットカード発行総数は、2億7,201万枚。そのうち、「家族カード」が1,893万枚(前年比+5.5%)、「法人カード」は923万枚(同+3.9%)だった。
また、総務庁統計局の「人口推計」によると、2017年3月1日現在の20歳以上の総人口は1億502万人。結果、成人1人あたりのクレジットカード保有枚数は、2.6枚という結果となった。
出典 マイナビニュース
カード発行枚数の統計は参照した上記の日本クレジット協会の場合、260社の発行数です。
ですが、カードを解約(退会)数や失効数は差し引かれているのかが疑問です。どの発行会社も発行数の多さをアピールしたいと考えているでしょうから、以前正確なアマウントは不明です。
2016年のクレジットカード発行枚数
平成28年3月末のクレジットカード発行枚数は、2億 6,600万枚。
(調査回答社数 263 社)
前年比 2.7%の減少となった。
平成28年3月1日現在の20歳以上の総人口 1億492万人(総務省「人口総計」)
内訳
【総数】2億 6,600万枚
【家族カード】1794万枚
【法人カード】888万枚
解約数
1,664万件(平成28年1月~12月)
出処:一般社団法人日本クレジット協会
2015年のクレジットカード発行枚数
平成27年の発行枚数は前年比マイナス3.1%だったので少し取り戻したという感じです。
ひとりあたり2.3枚保有枚数を増やしたという計算になります。
(26600 – 1664) ÷ 10492 = 2.37666794…..
注意:調査回答社数 263 社で発行枚数はアマウントamountではありません。18歳~20歳未満の人口を加えていない分の誤差があります。
平成27年3月末のクレジットカード発行枚数は、2億 5,890万枚。
(調査回答社数 261 社)
前年比 3.1%の減少となった。
成人人口※比では、1 人当たり 2.5 枚所有していることとなる。
※総務省「人口総計」平成27年3月1日現在の20歳以上の総人口 1億474万人とした試算
一般社団法人日本クレジット協会より
2013年のクレジットカード発行枚数
20142013年のクレジットカード発行枚数は前年比- 0.2%の減少の2億5979万枚(日本クレジット協会発表)
2013年の15歳以上の人口は11068万人。同年と同じく2014年も12%減少しているとすればおよそ9740万人
人口1人あたり2.6枚カードを保持していると推定されます。
平均枚数3枚を切っているという状況。
家族カードを含む 退会・更新ないものは除く
前年度比0.2%減
3枚弱という保有枚数は妥当な数でしょう。メインカードとサブカード、そして個人的な利用シーンで使うカードが一枚という構成ではないでしょうか。
住宅ローンなどを組む場合、保有クレジットカードが多すぎるとマイナス要因となるようです。
やはり2枚程度が最適なのでは?
この機会に自分にとって最適なカードの洗い出しをおこなって、不要だと判断したクレジットカードは解約するのもいいのではないでしょうか。
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